異業種店舗とのコラボレーション企画を成功させる方法

異業種店舗とのコラボレーション企画を成功させる方法 イベント・キャンペーンの成功事例

異業種店舗とのコラボレーション企画を成功させる方法

地域密着型店舗のおすすめの集客法

地域密着型店舗でおすすめの集客法があります。
それは、異業種店舗とのコラボレーション企画です。

例えば、美容室とエステサロンがコラボレーションして、「全身キレイになる企画」などを打ち出すのです。
企画の流れとしては、まず最初にエステサロンに行って全身マッサージを受けて体をキレイにします。
その後、美容室に行って髪の毛をキレイにします。
1つの企画で全身をキレイにするコラボレーション企画です。
なぜ、コラボレーション企画なのか?といいますと、1つの企画で2つのお店の売上げアップが実現するからです。
どちらか一方のお店のお客様がこの企画に参加したら、その時点で2つのお店の売上げが上がります。
つまり、集客力が2倍になるということです。
また、企画に参加したお客様はその後両方のお店を利用し続けてくれるかもしれません。
短期的な売上げアップはもちろん、長期的な売上げアップの可能性も高まるのです。

「エステサロンとフランス料理店のコラボ体験会」については次の記事で紹介しています。

コラボレーション企画を行なう場合の注意点

このようなコラボレーション企画を行なう際には、注意すべき点が2つあります。
1つ目は、同じ客層を持つお店同士で行なうこと。
「全身キレイになる企画」の場合は「女性」ですね。
ターゲットとなる客層が同じである場合、「エステサロンのお客様」がその後「美容室のお客様」になってくれる可能性が高まりますし、逆のパターンもあり得ます。
ただし、同業種でコラボレーション企画を行なうことは避けましょう。
あなたのお店のお客様が、コラボ相手のお店に移動してしまう危険性がありますからね。
2つ目の注意点は、同じエリア(地域)で運営しているお店同士で行なうこと。
お客様にとって同じエリア(地域)で2つのサービスを利用できると便利なので、成功の確率が上がります。
また、同じエリア(地域)であれば、その後リピート客になってくれる可能性も高まるので、なるべく同じエリア(地域)のお店同士で企画を行なうようにしましょう。




「認知→体験」の必勝パターン

新規集客を成功させるためには、地域住民に認知していただくことがとても重要です。
そもそも、あなたのお店の存在は誰も知りません。(と思ったほうがいいでしょう)
例えば、通勤などでいつも歩いている道で、ある日突然建物の解体工事が始まりました。
その時、あなたは「そういえば、今までここの場所には何のお店があったっけ?」と感じたことはありませんか?
このように、人は興味関心がない場所のことはほとんど覚えていないのです。
通勤などで毎日歩いている道でさえほとんど覚えていません。
だからこそ、認知していただくことが重要なのです。
認知 つまり、あなたのお店を知ってもらう人数が増えれば増えるほど、新規客は必ず増えていきます。

そして、その次に行なうことは体験です。
同じ地域の美容室とエステサロンがコラボレーション企画を行なうと、「美容室のお客様」がエステサロンを体験することになり、「エステサロンのお客様」が美容室を体験することになります。
「認知→体験」までくれば、新規集客の可能性はかなり高くなります。

低コスト&高確率で集客が実現する方法

世の中のほとんどのお店が集客に困っています。
だから、このような企画を考えて、周りのお店にどんどん提案していきましょう。
OKしてくれる店舗は必ず現れます。

また、コラボ企画にかかる経費が安いこともメリットの1つです。
お互いの顧客にDM(ダイレクトメール)を送ってコラボ企画を告知したり、2店舗の商圏エリア内にチラシを配布したり、地域を絞ってFacebook広告を出稿することもできます。
これらの広告にかかる経費は2店舗で折半すればいいので、通常の単独店舗企画よりも安価になります。
低コスト&高確率で集客が実現する方法ですね。