チラシは読まれない?
いくらチラシを配っても、なかなか読んでもらえません。
なぜだと思いますか?
実は、その原因はチラシという形状にあります。
一般消費者は「チラシ=読むもの」とは思っていません。
チラシと見るときの消費者の視点は「お得な情報はないかな?」です。
そもそもチラシはお得な情報を得るためのものであり、読む姿勢では見ていないのです。
そこで、おすすめの方法があります。
それは、あなたが情報発信したい商品・サービスの情報を小冊子の形で配る方法です。
6冊の書籍を出版した私の体験談
私はこれまでに6冊の書籍を出版していますが、本を読んだ読者さんが私の会社のホームページを訪れ、そのままお客様になるパターンが少なくありません。
「本」の最大の目的は、読者に有益な情報をお届けすることであり、自社商品やサービスの告知ではありません。
それにも関わらず、本を読んだ読者の一定割合の方がお客様になってくれるのです。
しかし、よく考えてみると、これは当然かもしれません。
読者は約200ページ分もの文章を読むわけですから、読み終わった頃には私(米満)に対する信頼感が大幅に高まっています。
しかも、著者である米満の会社のホームページには様々な販促サービスが掲載されています。
そのまま「申し込み」や「資料請求」に至るのは当たり前の流れなのです。
小冊子の形にするだけで精読率が上がる!
そこで、あなたの商品やサービスの魅力を小冊子で情報発信してみてください。
冒頭でもお話ししましたが、「チラシ=お得な情報を得るためのもの」ですが、小冊子は読むツールとして認識されます。
チラシと小冊子に書かれている文章が全く同じでも、小冊子という形状を変えるだけで精読率が大幅に上がるのです。
本や小冊子の形をしているだけで、消費者は読んでくれるようになります。
つまり、あなたの商品・サービスの魅力を伝えやすくなるということ。
これが小冊子の力です。
一般的な書籍のように200ページもの文量を書く必要はありません。
30ページくらいが読みやすいページ数だと思います。
小冊子の理想的な構成
ただし、注意点もあります。
小冊子の目的は書籍と同様、読者さんに有益な情報を提供することですから、30ページの文章全てを宣伝にしてはいけません。
宣伝ばかりの文章が続くと、読者は途中で読むことを止めてしまいます。
「結局、宣伝のための本なのか」と感じますからね。
理想的な構成は、まず最初に問題提起を行ない、その後解決方法を書きます。
あなたの商品・サービスがなくても読者が自力で解決できる方法を書いてください。
このような情報があれば、読者は「この本はとても役に立つ本だ!」と感じてくれるようになり、あなた(の会社)に対して大きな信頼感を抱きます。
そして、後半の2~3割くらいであなたの商品・サービスの説明を行ないましょう。
「前半では読者が自力で解決できる方法を紹介しましたが、それでも解決できない場合は、プロである私の商品・サービスをご利用くださいね」というスタンスです。
前半部分で信頼感を得ていますから、一定割合の読者さんがスムーズな形であなたの商品・サービスに興味を持ってもらえるはずです。
※「メールマガジンで新規集客」については次の記事で紹介しています。
まとめ
全体の流れをまとめます。
①問題提起
②解決方法の提示(読者が自力で出来る方法)←ここで「信頼感」を獲得します
③あなたの商品・サービスの案内
この流れがスムーズにいくと、チラシよりも格段に新規集客しやすくなります。
また、最近は小冊子の印刷代金もかなり安くなっていますから、チラシで良い効果が得られない場合は是非チャレンジしてみてください。
おすすめの方法です。
※「小冊子販促」に興味がある方はこちらをご覧ください。