名刺交換したほとんどの人とビジネス関係に発展しない事実
ビジネスマンは日々名刺交換をしています。
1ヶ月間に10人の方と名刺交換をする方の場合、1年間で120人もの人と名刺交換をしていることになります。
5年間では600人、10年間ではなんと1,200人もの人と名刺交換をしているわけです。
しかし、そのほとんどがビジネス関係に発展することはありません(よね?)。
これって、とてももったいないことですよね。
もし、名刺交換する人の半分でもお客様になってくれたらどうでしょう?
1年間で60人ものお客様を無料で獲得することができることになります。
そこで今回は、会話と仕事が増える名刺のつくり方のコツを説明します。
名刺交換した相手にビジネスの内容や魅力を伝える方法
まず、名刺交換をしただけではビジネスの関係性に発展することはほとんどありません。
最低でも、名刺交換した人に対してあなたのビジネスの内容や魅力がしっかりと伝わらなければ、お客様になってくれることはありません。
それでは、どうすれば名刺交換した相手にあなたのビジネスの内容や魅力を伝えることができるのでしょうか?
その方法は簡単です。
名刺交換した相手に質問をしてもらうのです。
相手が質問をすれば、それに対して回答をしますよね。
回答はそのままあなたのビジネスの説明になりますから、自然な形でビジネスの内容や魅力を伝えることができるようになります。
それでは、どうすれば名刺交換をした相手が質問をしてくれるのでしょうか?
その方法は簡単です。
名刺に、名刺交換した相手が質問したくなる情報を記載しておけばいいのです。
相手に質問させる名刺のつくり方
例えば、あなたが整体師の場合、あなたの名刺の名前の肩書に「お金持ちになる整体師」と記載します。
この肩書を読んだ相手は必ず↓このような質問をするはずです。
「お金持ちになる整体師って、何ですか?」
そこであなたは↓このようなイメージで答えればいいのです。
「私が経営する整体院では、マッサージ以外に正しい姿勢を保つ方法やぽっこりお腹をへこますダイエット法もお伝えしています。
引き締まった体とキレイな姿勢で仕事をすれば、必ず上司やクライアントからの評価が上がります。
事実、当院のお客様は仕事の受注が増えたり、昇進する方が続出しています。
つまり、お金持ちになれるというわけです」
実際にこのような整体院があるかどうはわかりませんが、名刺交換した相手に質問をしてもらえば、自然な形であなたのビジネスの内容や魅力を伝えることができるようになります。
また、ここで生まれる会話は、相手が質問したことに対して答えているだけなので売り込みにはなりません。
しかも、相手は真剣に話を聞いてくれます。
(相手が質問したのですから当然ですよね)
ここであなたのビジネスの魅力がしっかりと伝われば、今まで以上にお客様になってくれる確率が高まるのは当然です。
一方、相手が質問しないままにあなたのビジネスの内容や魅力を伝えると、売り込みになってしまいます。
それではお客様になってくれる可能性は上がりません。
この作戦を成功させる最大のコツは、相手に質問させることなのです。
「質問したくなる情報」を記載しよう
それでは、どうすれば名刺交換した相手が質問してくれるのか? といいますと、あなたの名刺に質問したくなる情報やキーワードを記載すればいいのです。
「お金持ちになる整体師」などと記載されていれば、思わず質問したくなりますよね。
このように、質問したくなるキーワードや気になるキーワードを記載しておくのです。
そして、その質問に対する回答も事前に用意しておきましょう。
名刺交換する相手によって、予め回答を2~3種類用意しておいて使い分けてもいいですね。
ここで魅力的な説明ができれば、名刺交換した相手がお客様になる確率はぐっと上がりますよ!
是非お試しください。