一般消費者のみなさまに、「今までに感動したサービス」とその理由について尋ねてみました。
あなたのビジネスにお役立てください。
自分へのご褒美として「回らないお寿司屋さん」へ行った時の話です。
そのお店はメニューがなく、ネットによると「予算は1人10,000円~20,000円」となっていたので、まだ若い私は覚悟をして予約しました。
大将におまかせのコースを頼み、お寿司もお酒もとても美味しく、大将とのお話も楽しいものでした。そして、緊張のお会計の時、伝票を見てとても驚きました。
なんと1人5,000円だったのです。
間違いかと思いましたが「この子若いなと思った時は、お酒を飲んでお腹いっぱいになるような5,000円くらいのコースを考える」大将の優しさでした。
若い子にもっと気軽に来て欲しいという想いからの配慮でした。
食事をしに行ってこんなに感動したことはありません。
(20代・女性)
上の子の小学校入学式の4日前に下の子を出産しました。
予定日も近かったので覚悟はしていましたが、ある看護師さんがさえない私の顔を見て理由を聞いてくれたので「明日、上の子の入学式があり、出席できないのがとても残念」と事情を説明しました。
すると「経産婦だし、4日目ならもしかしたら退院できるかも!退院にはドクターと師長の許可がいるけど、2人とも明日にならないと来ないから明日来たらすぐ聞いてみてあげる」と言ってくれ、その看護師さんが朝の忙しい時間帯に動いてくれて、ドクターや師長さんも特別に許可して朝一で内診して退院させていただきました。
皆さん忙しい時間帯だったのに間に合うように配慮してくれた心遣いに感動しました。
(20代・女性)
家を購入し、初めて大規模な引っ越しをした時の事。
大手の引っ越しセンターにお願いしたのですが、細かい作業が非常に丁寧で、引っ越し先でも傷をつけないよう、とても気を配る姿勢にまず感動しました。
あまりの手際の良さに心からありがとうと思え、作業を終えてお見送り後、部屋の片づけをしていたときに不意にお風呂場をのぞくと、そっと立てかけるように入浴剤と一言手書きのメッセージが添えられていました。
一気に疲れが吹き飛び、改めて感謝がこみ上げてきました。
(30代・女性)
ディズニーランドに目の不自由な友人と行きました。
ディズニーのキャラクターに会うとき、キャストのお姉さんに目が不自由なことを伝えると、お姉さんはすぐにキャラクターに伝えてくれて、その友達の手を取ってキャラクターの耳やほっぺなどを触らせてくれました。
キャラクターも友達のほっぺにキスしたり、長く一緒にいてくれて、そのあと写真を撮っていたお兄さんが、友達に「とても素敵な仲の良い写真が撮れましたよ。要りますか?」と教えてくれたそうです。
キャストさん、キャラクターの対応にとても感動しました。
そのあとのアトラクションも楽しめて、とても楽しい思い出になりました。
(10代・女性)
海外旅行中に、財布を落としてしまったことがありました。
中にホテルのカードキーも入れており、規約ではカードキーをなくしたら、いくらかを賠償するという決まりでしたが、その時点で現金が全然なく、しかも辺鄙な地方で、ホテルでも現地通貨を買えないという状況でした。
ホテル料金は前払いだったので、何とかなったのですが、カードキーに関してはどうしようもありません。
必死でお詫びして、日本円で支払わせてと言ったのですが、「旅の最中にお金を落として不運だったね、気にしないで」と言ってもらえた時は、最高にそのホテルのサービスに感動しました。
(30代・女性)
数年振りに友人が帰ってくるということで、前々から気になっていた地元で有名な居酒屋さんに行く事になりました。
カウンターに通されお酒を飲みながら、久しぶりの友人と懐かしい思い出話に花が咲き、あっという間に楽しい時間がすぎて「そろそろ締めでも食べるか!」ということになり、注文しようとした時でした。
それまで、特に会話もしてなかったカウンター越しの店主が「おかえり」と地元の有名な魚料理、地元の山で採れた山菜などの入った味噌汁、暖かいご飯を出してくれました。
その魚料理は会話の中で友人が「あー久々に食べたいなー」と呟いていて、店主はそれを聞いたか偶然かわかりませんが、本当に驚きました。
友人は、感動のあまり泣き出し、私はなんだかほっこりし、それからはそのお店の常連となっています。
(50代・男性)
六本木のあるマンションに引っ越したのですが、そこでのコンシェルジュサービスにすごく感動しました。
まず、部屋に呼び出しボタンが付いており、押すと3分以内くらいでコンシェルジュが部屋に要件を聞きに来てくれます。
基本的には、無理な要件以外は全てやってくれます。
さらに、洗濯物を預けておくとクリーニングしてくれるという至れり尽くせりのサービスもあります。
最高級のサービスがそこにはあり、もはやマンションを超えたエンターテイメントな領域に入りつつありますね。
今後もサービスに期待したいです。
(20代・男性)
義理の母が喜寿を迎えるので、会席料理のお店に予約をいれました。
義母は親戚もあまり多くないので、我が家の家族を含めて7人でお祝いの食事をすることにしました。
先付、椀物、お造りなど食べきれない程の料理が並べられ、立派な鯛の塩焼きも並びました。
予約した時は鯛の塩焼きはお願いしなかったので、仲居さんに尋ねると、「喜寿のお祝いのサービスで提供させていただきました」とのこと。
また、喜寿のお祝い用のちゃんちゃんこも用意してあり、記念写真も撮ってもらいました。
デザートが来る頃に、紙製のフレームに入れた記念写真に、手書きのお祝いのメッセージを入れて渡してくれました。
義母はとても喜んでいました。
こんなに心のこもったサービスは今までになく、とても嬉しかったです。
(50代・女性)
以前、伊勢志摩に旅行した時のことです。
予約を入れた時点では、トイレなしの旧館しか空きがなく、仕方なく旧館を予約しました。
しかし宿に到着した際、空きが出ていたらしく、女将さんがトイレ付きの新館に変更してくれました。
新館は、旧館より宿泊料金が高いのですが、それもサービスしてくれました。
翌日も、観光地まで送迎してくれたりと、個人経営の旅館ならではの温かくてとても親切なサービスだったと思います。
(40代・女性)
たいしたサービスに思えないかもしれませんが、出されたコーヒーにとても感動しました。
そのコーヒーは車のディーラーでの待ち時間にいただいたコーヒーなのですが、とてもおいしいコーヒーでした。
その日はとても暑かったので、アイスコーヒーをお願いしたのですが、味や香りが良いのもさることながら、入っている氷自体がコーヒーを凍らせたもので、氷が溶けてもコーヒーが薄まらず最後までおいしくいただけました。
ちょっとしたことなのですが、ちょっと上のサービスだなと思いました。
(40代・男性)
私の誕生日を含めた日程で、夫と2人で3泊4日の台湾旅行へ行ったときの出来事です。
出国の搭乗手続きの時に、カウンターの女性が私のパスポートを見て翌日が誕生日だと気付き、声をかけてくれました。
これだけでも充分嬉しかったのですが、搭乗時間になり自分の座席に着いてみると、シートポケットにしおりのようなものが入っていました。
見てみると、先ほどのスタッフさんが、搭乗までの短い時間にメッセージカードを書いてくれていたんです。
手書きでいろんな色を使って綺麗に描いてありました。
これにはとても感動して、いまだにそのメッセージカードは持っています。
(40代・女性)
あるテーマパークに遊びに行ったときのことです。
子供がキャラクターの帽子が欲しいというので、そこそこいい値段でしたが、奮発して買ってあげました。
しかし、帽子を脱いでベビーカーにのせて歩いていたらなくしてしまい、忘れ物センターに問い合わせたのですが、届いてないとの事。
誰かに拾われてしまったのかもと家族一同諦めて、届け出だけ出して帰宅しました。
そして、忘れかけていた頃に家に宅配便が届きました。
差し出しはテーマパークからで、驚いたことになくしたと思っていた帽子でした。
しかも、よく見てみたら新品。
何回も落としたりして汚れてたのは確認してるので、新品を送ってきてくれたことに感動しました。
(40代・ 女性)
友人が退職祝いにフレンチレストランに連れて行ってくれたのですが、スタッフの方のプロフェッショナルだけど気取らない雰囲気の接客にすぐにファンになりました。
お祝いということで、タイミングを見計らってバックに入る大きさの花のプレゼントもいただきました。
大きな花束よりもバックに入る大きさというのが気配りの細やかさを感じました。
コースが終わってからもワインがすすみ、閉店時間をとっくにすぎて友人と私だけの状態になりましたが、嫌な顔ひとつせず最後はスタッフ全員で見送ってくださいました。
お店からだいぶ離れて、なんとなく振り返ってみるとお店の照明がまだ付いていました。
友人と食事中に「この辺はお店が閉まると本当に真っ暗で怖いよね」と話していたので、その話を聞いていて照明を付けてくれてるんだと思いました。
ここまで人の心を温かくするサービスに本当に感動しました。
(20代・女性)