クチコミは理想的な販促手法
クチコミは理想的な販促手法といえます。
クチコミが起これば、販促経費ゼロ円で新規集客が実現しますからね。
しかし、クチコミはお店側で意図的にコントロールすることはできません。
お客様の意思に委ねる手法なので、「クチコミが起こる」という偶然的状況を待つしかありません。
しかし、だからといってあきらめる必要はありません。
クチコミを強制することはできませんが、クチコミが生まれる確率を上げることはできます。
そこで今回は、お客様がクチコミするときの心理状態を分析してみたいと思います。
クチコミが生まれる状況
お客様がクチコミする状況は様々なものがありますが、代表的な状況をまとめてみます。
・とても価格が安いお店
・とても接客が良いお店
・私だけが知っている隠れたお店
・店長や店員ととても仲が良いお店
・お店から「紹介してください」と言われた場合
・場所を説明しやすいお店
・覚えやすい店名・ユニークな店名
・全国規模の有名店
・思わず話したくなるネタがあるお店（珍しい商品や名物店長、装飾など）
・お店を紹介すると優越感を感じるとき
などなど。
もちろん、これ以外にもクチコミしたくなる状況は数多く存在します。
大切なことは、あなたのお店でこれらの「クチコミしたくなる状況」を作ることができるかどうかです。
1つでも多くの「クチコミしたくなる状況」があれば、クチコミが生まれる可能性は高まりますから、これらの要素を増やす努力をしてください。
※「お客様の知人を顧客リスト化する方法」については次の記事で紹介しています。
クチコミした理由を分析する
また、あなた自身が消費者の場面で思わずクチコミした瞬間には必ず「なぜクチコミしたのだろう？」とその理由を分析する癖をつけることも大切です。
クチコミをした理由がわかれば、その要素をあなたのお店にも取り入れればいいわけです。
こうやってクチコミ率を上げていくことで、クチコミされるお店が誕生するのです。