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サブスクリプションとは? 英語表記とその意味は?
サブスクリプションとは、英語で「subscription」と表記し、定額料金を支払いながらサービスやコンテンツを利用することを意味します。
日本では「サブスク」と略されることもあります。
英語の「subscription」には「予約購読」や「定期購読」という意味があります。
商品を「所有」するのではなく、一定期間「利用」するビジネスモデルです。
古くは新聞や定期購読の雑誌などのサービスがあり、最近は動画配信サービスや音楽配信サービスの人気が高まっています。
特に、「Apple Music」や「Spotify」「Amazonプライム」「Netflix」などが有名です。
それ以外にも、様々な企業やお店が様々なサブスクリプションサービスを生み出して、活況を呈しています。
しかしその一方で、似たようなサービスが増え過ぎて、短期間であっという間に終了したサービスも少なくありません。
「勝ち組サービス」と「負け組サービス」の違いは何でしょうか?
そこで、勝ち組サブスクリプションサービスのビジネスモデルを解説します。
勝ち組サブスクリプションサービスの人気の秘密
まず、サブスクリプションサービスの人気の秘密を探ってみましょう。
サブスクリプションサービスの最大のメリットは利便性です。
一般的な商品やサービスはそのほとんどが単発商品です。
商品を購入したりサービスを受ける度に、お店に行って支払いをする必要があります。
しかし、サブスクリプションサービスは毎回お店に行ったり、毎回支払い手続きをする必要がありません。
例えば「定期的に商品が届くから便利」や「定期的にサービスが受けられるから便利」という利便性が消費者に受けているのです。
しかし、サービスの魅力が「利便性」だけではお客様は飽きてしまいます。
そこに新しい発見や進化するポイントがないと飽きられてしまい、一定期間でサービスを解約してしまうのです。
そこで、今人気のサブスクリプションサービスを紹介します。
進化するサブスクリプションサービスのモデル
それは、「My COFFEE お届け便」というサービスです。
コーヒーを中心とした飲料メーカーであるUCC(ユーシーシー上島珈琲株式会社)が提供しているサブスクリプションサービスです。
My COFFEE お届け便 https://coffeestyle.jp/brand/brand-2/
このサービスに申し込むと、まず最初にテイスティングキットが送られてきます。
キットの中には「苦味と酸味」「ライトとストロング」という4種類のコーヒーが入っており、飲み比べた感想をスマホで記録することで、自分好みのコーヒーを導き出すことができます。
さらに翌月には、お客様の好みに近いコーヒーが3種類届き、再び感想を登録すると好みが分析され、翌々月にはより好みに近いコーヒーが届きます。
この流れでどんどんお客様の好みに近づける進化型サブスクリプションサービスなのです。
コーヒー好きには堪らないサービスといえるのではないでしょうか。
お客様が飽きないサブスクリプションサービスを考えよう
繰り返しますが、サブスクリプションサービスの魅力が「利便性」だけではお客様に飽きられてしまいます。
しかし、「My COFFEE お届け便」のように商品がどんどん進化していくと、お客様は飽きることがありません。
それ以上にどんどんのめり込んでいくかもしれません。
今、サブスクリプションサービスは大人気ですが、その分参入する企業やお店も増えています。
つまり、競争が激化しているということです。
だから、今後あなたがサブスクリプションサービスを行なう場合は「利便性」に新たな付加価値を加える必要があります。
なぜなら、消費者は飽きるから。
進化するサブスクリプションサービスを目指しましょう!