売れない理由

商売繁盛を実現する考え方

売れない会社(お店)の共通点

長年、販売促進の仕事をしてきて、売れない会社(お店)にはある共通点があることを感じています。
それは、告知量が少ないということ。

あなたがとても魅力的な商品を開発していても、そのことを告知(お知らせ)しなければ売れることはありません。
「黙っていても良い商品を販売していれば売れるはず」は売り手側の勝手な思い込みです。
「知らない=存在しない」なので、いくら良い商品を販売していても売れることはありません。
代表的なものとして、新聞折込チラシを1回行なって反応がなかったら、「新聞折込チラシは反応がない」と決めつけること。
もともと認知度が低い商品を、たった1回告知しただけで売れることは(ほとんど)ありません。

一方、業績の良い会社(お店)は告知量が多いですね。
あらゆる方法で繰り返し告知するから商品が売れています。
語弊があるかもしれませんが、少々品質が悪い商品でも、告知量が多い商品は売れます。
それが現実です。



2つの視点で告知量を増やす

それでは、告知量を増やすためには何をすればいいのか? といいますと、次の2つの視点で販促計画を立ててください。

1 あらゆる方法で告知する意識を持つ

商品を告知する方法は、新聞折込チラシだけではありません。
フリーペーパーに広告を出稿したり、WEB広告を試してみたり、店頭に目立つ看板を掲げるなど、告知する方法はいくらでもあります。
お金がない場合は知恵を絞りましょう。
新聞に折込する経費を削減したいのであれば自分でポスティングをすればいいですし、WEB広告をするお金がなかったらSNSを活用したり、毎日ブログを書いてアクセスを稼げばいいのです。
文房具通販のアスクルは、請求書にも商品を掲載しています。
あらゆる方法で告知することが徹底されているから売れるのです。

2 繰り返し告知する意識を持つ

もともと認知度が低い商品をたった1回告知しただけで売れることは(ほとんど)ありません。
だから、何度も何度も繰り返し告知することを意識してください。
消費者は毎日たくさんの広告を目にしています。
そのほとんどの広告は無視(スルー)されています。
そのような状況の中で、あなたの広告に注目してもらうためには繰り返し告知することが欠かせません。
同じ広告や商品を2~3回目にすると、「いつもこの商品を目にするな~」というふうに認知してもらえるようになります。

「変なシステムがあれば改善しよう!」については次の記事で紹介しています。

まとめ

売上げがなかなか上がらないことを悩んでいる暇があれば、とにかく告知量を増やす努力をしましょう。
スタッフさんと共に告知量を増やすアイデア会議をすることもおすすめです。
告知量が増えれば売上げは必ず上がっていくのは間違いありません。