釣り堀で「釣り」をしたことはありますか?
突然ですが、あなたは釣り堀で「釣り」をしたことはありますか?
釣り堀の中に魚がたくさんいれば、簡単に魚を釣ることができますが、釣り堀の中に魚がいなければ、なかなか魚を釣ることはできません。
はい。当たり前の話です(笑)。
そこで今回は、新規集客するタイミングについてお話しします。
繁忙期こそ「新規集客」を行なう絶好のタイミング!
例えば、飲食店の場合、一年間の中で繁忙期と呼ばれる時期があります。
3~4月・8月・12月あたりが繁忙期ですね。
3~4月は卒業式や新入社員歓迎会などがあるから盛り上がります。
同様に、8月は帰省客や夏休みで忙しくなります。
12月は忘年会ですね。
…この繁忙期に「新規集客」するようにしてください。
なぜなら、世の中の多くの人が飲食店を探しているから。
新入社員歓迎会や忘年会をするために、多くの人が飲食店を探しているのです。
つまり、魚がうじゃうじゃいる状態ということ。
この時期に新規集客をすれば、いくらでも新規客を獲得することができます。
閑散期に広告を打っても反応しません…
しかし、これを理解していない経営者は閑散期に集客しようとします。
例えば、2月や5月あたりは客数が減る時期です。
すると、慌ててしまうのです。
「今月はお客様が少ない!やばい!広告を打とう!」というふうに。
しかし、閑散期には新入社員歓迎会や忘年会などの「飲食店に行く理由」がありません。
だから、いくら広告を打ってもあまり反応しません。
魚がほとんどいない時期ですから当然ですよね。
※「プラスアルファのサービスで集客しよう」については次の記事で紹介しています。
大切なことは、年間計画を立てること
「しかし、繁忙期はお店の運営だけで精一杯だから、広告をつくる余裕なんてありません」と感じたあなた。
それなら、3~4月の繁忙期の広告は2月につくればいいのではないですか?
2月は閑散期だから時間的な余裕があります。
同様に、12月の繁忙期の広告は9~10月あたりから準備すればいいのです。
ここでじっくりと魅力的な企画を立案することで、3~4月や12月の繁忙期の新規集客が成功します。
大切なことは、年間計画を立てること。
その月、その月で一喜一憂するのではなく、年間で2~4つの山場をつくり、計画的に経営を行なっていくことが大切です。
月によって売上げの波があるのは当然です。
平均月商が300万円のお店の場合、2月が200万円であれば3月に400万円上げればいいのです。