「商品」より「お店の魅力」で集客しよう

商売繁盛を実現する考え方

そもそも広告の目的は何?

集客を目的にWEB広告を出稿したり、地域にチラシを配布するお店が多いですが、それらの広告に掲載されているものは、そのほとんどが商品です。
魅力的な商品を掲載して新しいお客様を呼び込もうという考え方ですね。
ここでよく考えてみてください。
チラシを配布する目的は何ですか?
商品を売ることですか?
それよりも新しいお客様に来店してもらうことのほうが重要ですよね。(店舗の場合は)
初来店した際の売上げ金額は低くても、来店さえしてもらえば、そこでお客様情報を取得して定期接触を行なうことでリピート来店が実現し、安定的な売上げアップが実現していきます。
このように考えると、新規集客チラシに掲載するものは必ずしも「商品」である必要はないですよね。

お店の魅力を打ち出して集客

埼玉県にハンモックに乗りながらカットしてくれる美容室があります。
カット料金は4,500円。
ごく普通の価格帯です。
このお店では、集客活動をする際に「商品」を打ち出していません。
「ハンモックでカットできる」というお店の魅力を打ち出して集客に成功しているのです。



初来店が実現する2つのポイント

消費者が新しいお店に行くときには、主に2つのポイントで決断します。
1つ目は商品です。
「○○という商品が欲しいからあのお店に行こう!」という感じです。
そして、もう1つはお店の魅力です。
「あのお店は○○があり、なんだか楽しそうだから一度行ってみたい!」という感じです。

「理想と現実を理解して経営する重要性」については次の記事で紹介しています。

広告で商品を打ち出しても反応しない理由

WEB広告やチラシで「商品」を打ち出してもなかなか反応しません。
なぜなら、大企業のほうが安くて魅力的な商品をたくさん揃えているからです。
商品力は大企業の最強の武器ですから、私たち中小企業がいくら頑張ったとしても勝ち目はありません。
(あなたのお店にしかない魅力的なオリジナル商品があれば話は別ですが)
それよりも、「お店の魅力」を高めて、それをWEB広告やチラシで訴求してみてください。
「一度行ってみたい!」と感じてくれれば、初来店が実現する可能性は格段に高まります。
繰り返しますが、来店さえしてもらえば、そこでお客様情報を取得して定期接触を行なうことでリピート来店が実現し、安定的な売上げアップが実現していきます。

「広告=商品訴求」だけではありませんよ!