工場見学を企画しよう

イベント・キャンペーンの成功事例

工場見学をすると売上げが上がる!?

私はサラリーマン時代に印刷会社の営業マンをしていました。
その会社では、クライアントの担当者をなるべく会社に来てもらうことを促進していました。
もちろん、通常の打ち合わせは営業マンである私が出向きますが、特に新しい取引先などは一度必ず会社に来てもらうようにしていました。
そして、会社内にある工場を見学してもらうのです。
上司からのこの指示に対して、当時まだ若かった私は「工場見学させることに何の意味があるのだろう?」と思っていましたが、クライアント担当者を招いて工場見学した後には必ず売上げが上がることに気づきました。
そう。
工場見学をすることで、クライアントは私の会社に対して大きな信頼感を感じるようになるのです。
また、普段は面会することがない上司や社長と接することで会社のファンになります。
だから、売上げが上がるのです。

私が住む地域には、ビール製造会社大手のアサヒビールの工場があります。
過去、何度かその工場を見学したことがありますが、工場を見学すると、なぜかアサヒビールのファンになっている自分に気づきます。
例えば、居酒屋でビールを注文するときに、店員が「アサヒにしますか? それともキリンにしますか?」と尋ねられたら、迷わず「アサヒでお願いします」と答えてしまいます。
アサヒビールの工場を見学することで信頼感親近感が促進され、ついそのように答えてしまうのです。

「参加者が心から楽しめる、満足度の高いイベントで大繁盛!」については次の記事で紹介しています。

工場見学は大人気!

あなたの会社・お店にも「工場」がある場合は、積極的に工場見学を企画してください。
例えば、クリーニング店の場合は、いつもご愛顧いただいているお客様を工場見学に招待する企画です。
さらに、新規客に対しても工場見学を企画したチラシをつくり、告知をしましょう。
「お店に来てください」といってもなかなか来てもらえませんが、「工場見学ツアー」を告知すれば、ヒットする可能性は高くなります。
なぜなら、工場見学は一般消費者にとっても歓迎すべき企画だからです。
消費者は工場見学が大好きなんですね。
特に小さいお子様を持つ親は、社会勉強のために積極的に参加してくれます。
最近は工場見学の人気が高まり、なかなか予約が取れない工場もあるほどです。



しっかり接客しよう!

美容室や飲食店など、工場がない業種でも応用することができます。
例えば、美容室の場合は薬剤を製造しているメーカーの工場に招待したり、飲食店の場合は野菜の仕入れ先の農家を見学するなど、工夫すればいろいろなアイデアが出てきます。
(このような企画は、メーカーや仕入れ先も歓迎してくれるはずです。企画を行なうことで、その後の納入量が増える可能性が大きいですからね)

もちろん、お客様を招いて工場見学する間はしっかりと接客しましょう。
生産ラインの説明や工場長からの挨拶など、工場見学に来たお客様を丁重に扱ってください。
さらに、工場見学した後には食事会お土産などを用意すると効果的です。
工場を出た頃にはすっかりあなたの会社・お店のファンになっているはずです。
工場見学で集客してみませんか?