一般消費者のみなさまに、「つい反応してしまったチラシは?」とその理由について尋ねてみました。
あなたのビジネスにお役立てください。
つい反応してしまったのは、人気のスイーツ店が近所にオープンした際に、郵便受けに入っていた割引クーポン付きのチラシです。
タルト専門のフルーツケーキ店で、フルーツがふんだんに使われているため、価格が少し高めのお店です。
お店の全商品の写真付きの割引クーポンが付いていて、一度に何種類も同時に使えるというものです。
さらに、店舗2階に併設されているカフェの半額クーポンも付いていて、同行者全員が半額で利用可能とのこと。
チラシには「ご近所様限定クーポン付き」の文字があって、なんだかスペシャル感があり、使わないと損をするような気持ちになれるのも魅力でした。
(40代・女性)
私がつい反応してしまうチラシは、まず色彩が鮮やかなチラシが多いです。
綺麗なので何のチラシか気になり、つい目を向けたくなります。特に自動車関連のチラシはセンスの良いデザインが多く、私自身自動車が好きなので、必ず手に取ります。
また、家電製品のチラシも大好きで、他店のチラシと両方入っていたら、値段を比べるのも楽しみの一つです。
また、企業と人気アニメがコラボしたチラシは必ず保存します。
自分の好きなジャンルということもありますが、後になってレアな価値が付く可能性があるからです。
チラシといっても奥が深いので楽しいです。
(30代・男性)
ダイエットできるお茶のチラシで、女性のビフォーアフターの写真が別人のようでびっくりして手に取りました。
「今ならお試し価格!」というような事が書いてあり、価格も1,000円しなかったと思います。結局は注文しなかったのですが、しばらくとっておき、注文しようか迷っていました。
宅配ピザのチラシも毎回必ず反応してしまいます。
何しろ写真が美味しそう。実際宅配ピザを注文するとなると、金額が高いなあ…と思って結局はやめてしまう事が多いのですが、自宅でピザを作る時の参考にしたりします。
割引クーポンがついてると、ほぼ確実に次回のチラシが入るまで保存しておきます。
(30代・女性)
いろんな育毛剤を試している中、「効果が無ければ全額返金いたします!」という謳い文句のチラシが目にとまりました。
今まで数々の育毛剤を試してきましたが、正直なところ、そこまで大きな効果を実感することはありませんでした。
育毛剤というのは当たり外れの大きな品物だと思います。
仮に本当に優れた育毛剤だったとしても、その人の体質に合うかどうか、という問題がありますし、使い方を誤れば効果が出ないということもあると思います。
あと、効果というのもその人の受け取り方ひとつで、場合によっては効果があったのに、効果が無いと嘘をつく人もいるかもしれません。にもかかわらず、「効果が無ければ全額返金いたします」。
かなり衝撃を受けたのを覚えています。
(30代・男性)
家具屋さんの新聞折込チラシです。
普通のチラシは横に開いて織り込んでいるものが多いですが、縦に4つ折りくらいに織り込んでいて、長さがとても長く、また色が赤色のみを使用しているのでとても目につきました。
フォントにもこだわっているようで見やすく、商品名と値段を羅列してあるだけなのに見入ってしまう、その圧倒的にシンプルで縦に長い折込チラシは他に見たことがありませんでした。
訳あり家具を販売している家具屋さんだったのですが、余計な説明は不要と言わんばかりの潔いデザイン構成には手に取ってみたくなる魅力が詰まっていました。
(40代・男性)
そのチラシは形がよく見る四角い形ではなくて、角が丸くなっている三角の形をしていました。
デザインに関しても下地は黒色で構成されており、字やその他のデザインはカラフルに書かれてあったと記憶しています。
フォントも可愛らしく、とにかくデザインが女性受けするような可愛いものでした。
普段はチラシは目を通さずに捨ててしまっていますが、このチラシは「デザインがかわいいな」「形が変わっているな」と手に取って中身を見ましたね。
(20代・女性)
必要に迫られた時には、どうせ買うなら良い物をと思い、お金をかけたくなります。
先日、主人の友人の結婚式に夫婦で招待されたのですが、結婚式に着ていくような服がなかったので、どうせなら良い物をと百貨店に出かけ、ドレス、かばん、靴とフルセットで購入しました。
やはり、滅多に買う機会のないものにはお金をかけたくなります。
非日常を味わえる時には大金をはたいている気がします。
(30代・女性)
私が反応してしまったチラシは、動物の絵が描かれているだけのものでした。
4つ折にされていたそのチラシの一番表に大きく一匹のトラが描かれていて、目立つ文字は書かれていませんでした。
あまりのシンプルさに、この広告は何を宣伝したいものなのだろうかと疑問に感じ、思わずチラシを手にとりました。
チラシを広げて見てみると、中身は建売住宅の広告でした。
私はまだ家を買うつもりもありませんし興味もありません。
しかし、私には子供を2人育てている姉がいます。
動物が大きく描かれたチラシは子供にとっても興味を引くものだったようで、甥っ子はそのチラシをママである私の姉に持っていって見せていました。
内覧会が行われるということで姉はとても興味を持ったらしく、内覧会に行ってみたいと言っていました。
どんな内容の広告なのかひと目見ただけではわからないチラシというのは、誰でもつい反応してしまうものだと思います。
(20代・女性)
近所のドラックストアでは月に2回、3日間ほどセールの日があるのですが、いつもそのチラシに反応してしまいます。
食料品やコスメ、ベビー用品やお薬などジャンル分けしていてどれが安いのか目的別にぱっと理解できること、表面は日付別でどの商品がお買い得なのかわかりやすくなっているので、「これはこの日に買いに行ったほうが得だ」「ついでにこれも買おう」と計画が立てやすく、買い物リストが作りやすいので便利です。
コスメだと、その日に買うとお買物券として10パーセント分還元されるので、前から気になっていたコスメを試してみたり購入する気になれるので、ついつい予定になかったものも購入してしまいます。
(30代・女性)
私がつい反応してしまったチラシは、地元のスーパーのチラシです。
表面は真っ赤な背景に白色の文字で大きく「やってみせます!」と書かれてました。
そのチラシの裏面には、セールの内容や商品の写真がちゃんと載っていたのですが、裏面を見てもらうために表の一面を簡単な文字だけで構成しているチラシにはつい反応してしまいました。
折込チラシはいつも同じようなものがたくさん入っていて、見たり見なかったりするものもありますが、他の店舗に対抗してチラシを見てもらうためにそのような発想をするのはすごいなと思いました。
そのスーパーのセールのときは、チラシの効果だと思いますが、たくさんの人が来ていてさすがだなと思いました。
(40代・女性)
手書きのカフェのオープンチラシです。
手書きの文字が綺麗かつ可愛らしく、「あれ?何かちょっと違う広告だなぁ」と思って眺めてしまいました。
イラストも手書きのようで温かみがあり、ちょっと読むとすぐに興味がなくなるチラシとは違っていました。
写りの良くない写真よりも可愛いイラストがある方が印象は良くなります。
以前、手書きの不動産チラシが入っていて、やはり見てしまいましたが、文字が汚かったのですぐに捨てました。
割引券などはなくても、メニューが書いてあったりイラストが添えてあったりすれば行こうかなと思えます。
実際にママ友を誘ってお茶をしに行きましたが、ママ友もそのチラシに惹かれたから行こうと思っていたと話していました。
(30代・女性)
いつも週末に新聞に折り込まれている家電量販店のチラシです。
そのチラシには週末セールと大きく文字がデザインされていて、安くてお得な感じが良く出ています。
特に家電を買う予定がなくても、大きく割引されている商品があれば購入を検討してしまうこともあります。
他には写真が多くデザインしてあるチラシにもついつい反応してしまいます。
文字が多いと、どんな情報が掲載されているかすら気にしない事が多いですが、写真があるとついつい見てしまうことがよくあります。
(30代・ 男性)
近所の衣料品店のチラシです。
まず、衣料品店には似合わない「創業100年」という大きな字に軽く驚きました。
それにつられて、いつもはたいして見ないチラシを隅々まで眺めると、驚いたことに衣料品だけでなく布団、カーぺット、スリッパ、座椅子、小学生用のステーショナリーまで載っていました。
頻繁にお店に行っていた割には、この品物の多種類なことには全く気づかなかったので、チラシを見て改めてこのお店に興味を持つようになりました。
(50代・女性)
反応しやすいのは、金曜日に折込みされている、ある衣料品店のチラシです。
土日の2日間だけ半額というような日付指定でのセール品があると、とりあえず現物を見に行こうと思ってしまいます。
衣料品店以外ではスイーツ店のチラシは毎回反応します。
「季節の果物を使った~」「バレンタイン限定~」「ハロウィン限定~」などの文句とともに、新商品の写真がたくさん並んでいるチラシは目を引きます。
(40代・女性)