金券払いで売上げアップ
ほとんどのお店の支払い方法は、現金払いとクレジットカード決済の2種類しかありません。
ここに金券払いを加えることで、売上げアップがしやすくなります。
金券とは、図書カードやクオカード、デパートの商品券や切手などです。
なぜ、支払い方法に金券類を加えるとお客様が増えるのか? といいますと、「現金はないけれど、使用していない商品券はある」というお客様を取り込むことができるからです。
金券払い=10%割引企画
金券支払いに応じる場合、お客様から得られた金券類はそのまま金券ショップで換金することができます。
ほとんどの場合、額面の90%前後で買い取ってもらえるので、実質的に10%割引で販売していることと同じ意味になります。
今の時代、「10%割引」ではなかなか集客できないので、他の割引企画よりも高い反応を示す可能性はあります。
もちろん、金券類は必ずしも換金する必要はありません。
経営者やスタッフさんの給料や手当として現金の替わりに支給する方法もありますし、毎月一定量の郵送物があるお店の場合は郵送代金を切手で支払うこともできます。
これらの工夫をすることで、割引ゼロで集客が実現するかもしれません。
ネットショップ業界の売れる鉄則
ネットショップ業界における「売れる鉄則」の1つに、「支払い方法を複数用意する」があります。
ネットショップの場合は「クレジットカード決済・銀行振込・代金引換」の3つは必ず用意しておくべきです。
同様に、注文方法も「ホームページ・メール・電話・FAX」まで揃えると良いですね。
なぜなら、全てのお客様が全ての支払い方法・注文方法に対応できるわけではないからです。
例えば、クレジットカードを持っていない方も少なくありませんし、「ホームページやメール上に注文履歴を残したくない」という方もいます。
そのような人たちは、自分が望む選択肢がないとわかった瞬間に、別のショップに移動してしまいます。
つまり、売上げダウンです。
※「回数券で売上げアップ①」については次の記事で紹介しています。
電子マネーによる支払い
同様に、店舗経営においても、支払い方法や問い合わせ方法は複数用意するようにしましょう。
最近特に利用者が増えているのが、電子マネーによる支払いです。
現金払い・クレジットカード決済に続く第3の支払い方法です。
今後は電子マネーを利用するお客様は確実に増えていきますので、必ず用意するようにしましょう。
いくら魅力的な広告をつくっても「支払い方法に電子マネーがないから来店をあきらめた」と感じるお客様がいれば、非常にもったいない話です。
新規集客や売上げアップの「漏れ」をなくすことが、商売繁盛を実現するはじめの一歩です。