今回は、チラシをポスティングする際に意識してほしい3つのポイントについてお話しします。
ポスティングの反応率を上げるためには、やみくもにチラシを配ってはいけません。
ポスティング活動をする前に、この3つのポイントを頭に入れてからスタートしてください。
その1 意味のない場所には配らない
例えば、ペットショップのチラシを「ペット飼育禁止のマンション」に配っても意味はありませんよね。
また、ポストの中に大量の広告物が詰まっている住宅に配る行為も意味がないので止めましょう。
そのまま捨てられてしまうだけです。
エリア的には、田舎や郊外に比べて、都心部のほうが反応は低くなります。
ポスティングする人が多いからですね。
ポスティングを実施する際、事前にこのような意味のない場所をピックアップしておき、いくつかのルールを定め、意味のない場所にはポスティングしないようにしましょう。
「しかし、マンションは短時間でたくさんのチラシをポスティングできるから」といった意味のない満足感を求めてはいけません。
あなたの目的はより多くのチラシを配ることではなく、より多くのお客様を獲得することですよね?
であれば、意味のない場所にチラシを配っても反応することはありません。
それよりも、より少ないチラシでより多くの新規客を集めるべきです。
事前にルールを明確にし、より反応率の高い場所に絞って配りましょう。
その2 近いエリアに配る
どのような業種でも、ポスティングではお店から近いエリアの反応が高くなります。
特に、来店型店舗の場合は、近いエリアの反応率が高くなります。
家や会社から近いお店のほうが、簡単に(短時間で)行くことができるメリットがあるからですね。
驚くことに、これは宅配業界でも同じ現象が見られます。
宅配、つまりお店に行く必要がない業界でも、近隣エリアのほうが反応が高くなる傾向にあります。
その理由は、近いエリアのほうが短時間で届けてくれるイメージがある他、「同じ町で経営している」ことから起こる親近感に起因するものだと思います。
いずれにしても近隣エリアは高い反応が期待できる場所なので、より重点的に配るようにしましょう。
※「新聞折込・ポスティングの効果比較」については次の記事で紹介しています。
その3 同地域に3回以上配る
チラシに限らず、広告は継続すればするほど反応率が高まっていきます。
定期的に同じお店の広告に触れることで、消費者の認知度が高まっていくからです。
同地域に3回ほど配ると、「そういえば、最近このお店のチラシをよく見るな」と感じてもらうことができます。
初めて認知された瞬間ですね。
このような感情が芽生えたら、いよいよ次の段階(来店する・しない)を判断し始めます。
しかし、たった1回きりのポスティングでは、認知度が高まることはないので、次の段階に至りません。
「その1 意味のない場所には配らない」でルールを明確にして、「その2 近いエリアに配る」で配布エリアが決まったら、なるべく同地域に3回以上配るようにしましょう。
以上3つのポイントを意識して、ポスティング活動を行なってみてください。
きっと、今まで以上の反応が得られるはずですよ!