一般消費者のみなさまに、「何度も通いたくなるお店」を尋ねてみました。
あなたのビジネスにお役立てください。
何回か通うと、私の顔を覚えてくれるお店に通いたくなります。
いつも頼むものを覚えてくれているお店も嬉しいです。
にこにこしている店員がいたり、お客様と店員に適度な距離が保たれているお店に通いたくなります。
また、オープン時間からすぐに対応できるお店も良いですね。
オープンしているのに、店員がまだオンになっていないお店が多くて嫌になります。
オープン前に全ての品物を設置できているお店も良いです。
お客様が店内に入ったとき、まだ設置している最中だったりすると「発売日に何やってるの?」と思ってしまうからです。
(30代・女性)
お店の雰囲気とBGMがしっかりと合っていると、またこのお店で素敵な時間を過ごしたいなぁと思います。
時々、騒がしいBGMが流れている美容室があるのですが、そこにはもう行きたくないって思いました。
お店って、そこで受けるサービスだけではなく、雰囲気も楽しむものだと思っているので。
(30代・女性)
清潔感があって、オシャレな感じで居心地が良いのはもちろんですが、何より、そのお店に通えば通うほどメリットを感じられるお店が良いです。
例えば、ポイントがたくさんもらえたり、割引券がもらえたり、プレゼントがもらえたり、そこでしか得られない情報が簡単に得られたりすることができるお店が一番理想です。
昔は、お店の雰囲気が好きだったり、店員さんと仲良しというだけで何度もそのお店に通ったりすることもありましたが、歳をとればとるほどメリット重視に変わりました。
(40代・女性)
最も大事なポイントは、店員さんの人柄の良さや話やすさだと思います。
お店イコール接客業です。
いくら内装がキレイで、料理がおいしかったり、売られている服が可愛かったりしても、店員さんが素っ気ない態度をとったり、常にムスッとした顔をしていたら、「もう二度と来たくない」という思いになります。
例えば、コンビニでもそうです。
同じ距離にコンビニが2つあるとして、いつも片手でお釣りを渡す店員のいるコンビニと、笑顔であいさつをして両手でお釣りを渡してくれる店員がいるコンビニがあるとしたら、ほとんどの人が後者を選ぶと思います。
画期的なお店を開いても、店員が未熟であればお客さんは集まらないと思います。
(20代・男性)
家と職場との間にあって立ち寄りやすいこと。
駅の近くのビルとかの方が通いやすいです。
入口はあまり目立っていなくてもいいし、上の方の階でも気にしません。
もちろん、エレベーターなどがあった方が嬉しいです。
お客さんの数も、多いより少ないほうが気軽に通えると思います。
値段はあまり気にしません。もちろん高くないほうが嬉しいけれど、商品やサービスの適正が保たれているなら、値段は「通いやすいかどうか」にはほとんど影響しません。
(20代・女性)
雑貨屋さんの場合は、いつ行っても新しい商品が置いてあって、わくわくする商品を並べてあるお店は、何も買わなくてもつい通ってしまいます。
それが洋服店だと、マネキンに着せてある洋服のセンスが良く、おすすめのスタイルが自分に合っていると、小さいお店でもまた行ってみようと思います。
(50代・女性)
私はまだ若いのですが、繰り返し通いたくなるお店は、若い方が経営している若者向けのお店よりも、おじいちゃんおばあちゃんがやっているお店の方が好きです。
例えば、中高年の女性の方がカウンターに大皿に盛った料理をずらっと並べているようなお店とか、おじいちゃんが一人でやっているラーメン屋さんには何度も通いたくなります。
こういうお店の方が落ち着いて食事ができることと、ご年配の方が働いている姿を見るのが好きなのがその理由です。
(20代・男性)
私の場合、他人の視線が気にならないお店に何度も通いたくなります。
もちろん、その中にはお店の店員さんの視線も含まれていて、いくら常連になってもあまり馴れ馴れしくされるのは好きではありません。
それよりも適度な距離を持って接してくれて、適当に放っておいてくれるお店の方が居心地が良いです。
また、お店のスペースも、植木を配置したり、うまくテーブルを配置して、公共の場でありながらプライベート空間を保っていてくれるお店なら、繰り返し通ってしまうと思います。
(40代・女性)
金銭的なメリットが大きいことも魅力ですが、他にはない心の癒しが得られると、何度も通いたくなります。
具体的に私の場合は、看板ペットがいることです。
犬でも鳥でもいいのですが、あの子に会いたいな~的な気になる存在がいると、ついふらっとお店の中に入ってしまいます。
飲食店だと動物は難しいので、観賞用の魚でもいいのですが、水槽の中に変化があると嬉しくなります。
これが、人間のアイドル的な存在でも通いたくなると思いますが、敷居が高くなります。
でも、無口で不器用そうなイケメンがいたら、心配で通うかもしれませんね(笑)。
(30代・女性)
実際に何度も通うとなると家からあまり遠いと難しいのではないかと思われます。
理想は、家から1時間以内で行ける所が一番です。
(40代・男性)
幼い子供連れの場合、おむつ替えやキッズスペースがあり、子供が少々泣いても気にならないくらいの客層に特化していると通いたくなります。
飲食店であれば、幼児食や離乳食メニューが充実していて、飲み物もノンカフェインのものが多くあると嬉しいです。
また、緊急に必要になったときにオムツやおしりふきなどを1枚数十円で購入して気軽に利用できると嬉しいです。
さらに、個人的にはファミレスなどでも小さな子供が泣き出すと外に出てあやすなどの配慮をする必要があってとても気をつかうので、授乳室のような防音の個室が設けられていたら良いなと思います。
(30代・女性)
このメニューはここでしか食べられないというオリジナリティのある、インパクトの強いメニューがあるお店だと自然に足が向いてしまいます。
例えば、とんこつラーメンの有名なお店とか、コシの強さと絶妙なのどごしが自慢のうどん店とか、新鮮なイカを活きたままお造りで食べさせてくれるお店など。
しばらく食べないと、「また食べに行きたいな~」という気になります。
また、BGMに昔よく聴いていた耳馴染みのある曲が流れていると、つい何度も通うようになります。
(50代・男性)
私が何度も通いたくなるお店は、店員が感じの良いお店です。
もちろん美人だったりしたら言うことなしですが、そうでなくても話しやすかったりするだけでも全然違います。
今は通販で商品が買える時代なので、店員に会いに行くことが、今のお店のあり方ではないかなと思います。
知識がある店員が必要なお店ならそこで購入しますが、知識がないアルバイトだけのお店で買う意味を私は見出せません。
今、アルバイトで店員を募集しているお店がたくさんありますが、マナーなども良くないため、私はあまり好きではありません。
(30代・男性)
小さなことでも客側からすると独自性が新鮮になるので、例えば、お水を出すのではなくて、ルイボスティーを出すとか、そういうことからもこだわりを感じられて、良い店だな~と単純に思ってしまいます。
(30代・女性)
主婦目線から言いますと、家庭では食べられない手間のかかる料理や、スーパーでは売っていない珍しい食材を使った料理を出してくれるお店には、何度も通いたくなります。
また、クーポン券(ぐるなび、ホットペッパー等)や新聞広告を出さないお店のほうが何度も通いたくなります。
そういうお店は一見さんが少なく、何度も通うお客をより大事にしてくれる傾向があるからです。
広告を出さないということは、新規のお客を獲得するための手段は「口コミ」のみです。
そのためには、接客や料理やお店の雰囲気が魅力的でないといけないので、お店のスタッフもより良いお店にしようと努力しているような気がします。
また、ちょっとしたサービスをしてくれるお店も、心に残って、また行きたくなります。
店員との会話の中で「今日、記念日なんです」と言ったら、急遽1品サービスしてくれたり、バレンタインには帰り際にチョコをプレゼントしてくれたり…。
そんなちょっとした温かいサービスに心をつかまれます。
(20代・女性)
40代になってファッションを少しづつチェンジしていきたいので、センスよくコーディネートしてくれる店員さんがいるお店が嬉しいです。
店内には、雑誌にあるようなコーディネートのスペースを設けて、日替わりで見せて欲しいです。インターネットからでも見れたら、さらに良いです。
(40代・女性)
よく通っている床屋さんは、無駄話をしないで職人気質です。
お客も静かで、そこが気に入り、私は何度も通っています。
しかし、無愛想な訳ではありません。
私はイギリスなどの昔の音楽が好きなのですが、それを伝えたら、私が来店すると有線のチャンネルを変えてくれます。
それは私だけが特別なのではなく、別のお客に合わせて音楽を変えたり、好みに合わせた飲み物を出してくれます。
好きな雑誌は何かを聞いてきて、答えると次回は置いてあったりします。
このようなお客のニーズに合わせた細かな気配りがとても気に入っています。
個人的な考えですが、その店は床屋でなくても成功したと思います。
お客を第一に考えた接客は見事で、理想のお店です。
(30代・男性)