集客した後の仕組みづくり

商売繁盛を実現する考え方

新規客に対してどのような対応をしていますか?

いろいろな販促活動を通してやってきた新規客に対して、あなたのお店ではどのような対応をしていますか?
お客様にとっては、初めて行ったお店なのでやや緊張しているかもしれません。
いつも行くお店なら緊張することなくゆっくりくつろげるのですが、初めてのお店は店員とも初対面だし、トイレの場所もわかりません。
全てにおいて落ち着くことができないのです。
そのような新規客に対して、あなたのお店ではどのような対応をしていますか?

スタッフのモチベーションが低いと再来店率も下がる

特に、フリーペーパー広告などの割引広告から初来店したお客様は、その後のリピート率が低い傾向にあります。
10人の新規客がやってきても、その後再来店するお客様は1~2人くらいの割合です。
このような状況が続くと、スタッフのモチベーションも上がりません。
「一生懸命接客しても、その後再来店してくれないのだから、ほどほどに接客しておこう」と考えるスタッフが現れてもおかしくありません。
そのような感情は、そのままお客様に伝わります。
そうなると、当然お客様の再来店率も下がっていきます。
スタッフのモチベーションが低いお店に通い続けたいと思うお客様なんていませんからね。



「これからもずっと来店してくれるのが当たり前」

だから、新しいお客様に対しては、「これからもずっと来店してくれるのが当たり前」という意識で接客しましょう。
「二度と来店してくれないだろう」と感じながら行なう接客よりも、「これからもずっと来店してくれるのが当たり前」と感じながら行なう接客のほうが魅力的に感じるのは当然です。
もともと定期的に通うつもりではなかったお客様も、魅力的な接客を受けることでリピート客になるかもしれません。
また、「来月は○○という新メニューが出るんですよ!」というふうに近未来を予告してあげたり、次回使用できるクーポン券をプレゼントするなど、お店側で仕組みをつくることも重要です。

そして、何よりも大切なことは、「これからもずっと来店してくれるのが当たり前」と本気で思うこと。
店主やスタッフの本気の感情は必ずお客様に伝わり、良い結果が出るはずです。
集客の仕組みと同時に、集客した後の仕組みづくりもお忘れなく。