下取りサービスで集客

イベント・キャンペーンの成功事例

修理代金よりも新品の価格のほうが安い!?

現代はモノ余りの時代と言われています。
消費者はどんどん新しい商品を購入して、どんどん捨てていきます。
なぜ、このような時代になったのでしょうか?
江戸時代の頃は、どのような商品でも修理し続けて、長く使用していました。
しかし、現代はほとんどの商品が使い捨てになっています。
なぜ、そうなったのか? といいますと、商品開発の技術が進歩したからです。
大型の工場ができて短時間に大量生産することが可能になったため、商品そのものの価格が下がっているのです。
しかし、「修理」は機械化できません。
人の手で行なわないといけない場合がほとんどなので、修理代金よりも新品の価格のほうが安いという逆転現象も起こっています。
だから、消費者はどんどん新しい商品を購入して、どんどん捨てていくのです。

すると、世の中に「捨てる商品」が増えるから、国が困ります。
そこで、商品を捨てるのにお金がかかるようになります。
例えば、家電製品やパソコンを捨てるためには処分費用を支払わなければならないのです。

「洋服の買取サービスで売上げアップ」については次の記事で紹介しています。

下取りサービスは通常キャンペーンよりも価値を感じやすい!

そこで、おすすめの集客法があります。
それは、下取りサービスです。
あなたのお店が個人家電店の場合、「新型のパソコンをご購入いただく場合、古いパソコンを下取りさせていただきます」と告知するのです。
もともと、商品販売時にある程度の値引きを行なっているのであれば、この値引き額を「下取り」と言い換えればいいだけの簡単企画です。
「どんなに古いパソコンでも5,000円で下取りします」と告知すれば、お客様にとっては「処分費用がかからない上に5,000円もらえる!」と感じるはずです。
そう。
「下取りサービス」は、消費者にとって通常の「値引きキャンペーン」よりも大きな価値を感じやすいのです。

それでは、ここで下取りしたパソコンなどの商品はどのように処分するのか? といいますと、リサイクル店などに転売しましょう。
最近、リサイクル店が増えていますし、うまくいけば下取り費用以上の価格で売れるかもしれません。



家電以外のお店の「下取りサービス」とは

「家電以外のお店の場合はどうすればいいの?」と感じたあなた。
例えば、美容室の場合は「美容室=美を提供するお店」ですから、「美」に関する商品で「下取りサービス」を行ないましょう。
飲食店の場合は「食」に関する商品で下取りを行ないましょう。
つまり、あなたの業種に合った商品を下取りする、という考え方です。
「下取りサービスは、必ずしもお店で販売している商品を下取りしなければならない」というルールはありません。
あなたの業種に合った商品であれば、消費者は納得してくれます。

美容室の場合は、化粧水やドライヤー、シャンプーのボトルを下取りするサービスが考えられます。
「ボトルを下取りする代わりに、新しいシャンプーのボトル代金50円を差し引きます」と打ち出すわけです。
シャンプー剤の「詰め替え」と同じイメージです。
ここでも「処分する手間が省ける上に値引きしてもらった!」という喜びを感じることができます。

時代は今「省エネ=リサイクル」に向かっています。
「下取りサービス」を行なえば、「リサイクルに寄与している」という満足感も得られるので、かなり高確率で集客できますよ!