反応率を上げる「お客様の声」の載せ方

売れるチラシの作り方

あなたのチラシは疑われている!?

新規集客チラシを作成する場合、チラシに必ず掲載してほしいものがあります。
それは、お客様の声です。
「お店を選んだ理由」や「お店の魅力」をお客様に書いていただき、これをチラシに掲載するのです。
なぜ、「お客様の声」を掲載するのか? といいますと、広告の中の様々な要素の中で「お客様の声」が一番威力があるからです。
お店側がいくら「良い商品ですよ!」と書いても、消費者は心の片隅でこう思っています。
「本当に…?」
つまり、疑っているわけです。
全てを疑っているわけではありませんが、100%信頼しているわけではないということです。

そこで、「お客様の声」です。
「お客様の声」はチラシを見ている消費者と同じ立場(買う側)にいる人の声ですから、信頼できます。
お店側の声は100%信頼することはできないけれど、「お客様の声」はかなり高い確率で信頼してくれます。
その信頼度の高い「お客様の声」に「良いお店ですよ」と書かれていれば、これに反応する消費者は必ず増えます。

「7つの基本情報を必ず掲載しよう」については次の記事で紹介しています。

大企業は必ず「お客様の声」を利用している

実際、通信販売のチラシやネットショップにも必ず「お客様の声」は掲載されています。
あなたもamazonのレビューや楽天トラベルの「お客様の声」を読んで商品や宿泊先を決めた経験はありませんか?
これが「お客様の声」の力です。



信頼できる「お客様の声」のつくり方

しかし、最近は「作られた(偽造された)お客様の声」も少なくありません。
実際にお客様に書いてもらった声ではなく、企業側で作成された「嘘のお客様の声」です。
そこで、信頼感を高める「お客様の声」のつくり方を説明します。

1つ目のポイントは、お客様に「お客様の声記入用紙」を手渡し、手書きで書いてもらうようにしてください。
そして、手書きで書かれた声をそのままスキャンして掲載するようにしましょう。
パソコンのテキスト文字よりも信頼感が高まります。
(お客様が書いた文章の中に誤字脱字があっても、そのまま掲載してください。そのほうが信頼感が高まります)

2つ目のポイントは、お客様の名前を「苗字+町名」で掲載することです。
例えば「鈴木さま(中央区○○町)」というイメージです。

お客様の名前がイニシャルや匿名希望では信頼感が高まりませんが、「苗字+町名」という形なら信頼感が高まります。
「しかし、お客様は本名を掲載することに拒絶感を示すのでは?」と感じるかもしれませんが、苗字だけならOKしてくれる人は多いものです。
しっかりとお願いするようにすれば、OKしてくれる人はさらに増えます。
ただし、姓名を全て掲載したり、町名以下の具体的な住所まで掲載すると問題が起こる可能性があるので、「苗字+町名」で掲載するようにしましょう。
これだけでも十分説得力があります。
町名を掲載すると、同じ町の人が反応しやすくなるメリットもあります。

…このように、「お客様の手書き・苗字+町名」で「お客様の声」を掲載するとかなり魅力的な広告ができます。
是非チャレンジしてみてください!